「点字ブロック」って、なに?
- モッくん、おかえり。今日はどこで遊んでたの?
- 今日は街に出かけたよ! でも、ちょっと不思議なものがあって…。街の地面に、黄色くて凸凹のある四角いブロックがついてたんだ。
あれは何なんだろう?
- それは点字ブロックね。
目が不自由な人が安全に移動するために大切なものなのよ。
- どうして凸凹してるの?
- それは、目の不自由な人がこの凸凹を足の裏や白杖で確認しながら進むためね。
- なるほど、そうなんだ!
- 点字ブロックには次の2種類があるのよ。
どんなものだと思う?
- う~ん、ブロックの大きさが違うとか?
- おしい! 正解は、凸凹の形状が違うの。
1つは誘導ブロック(線状ブロック)といって、線の形の突起が移動の方向を案内しているの。
- 線の方向に進めばいいんだね!
- そうよ。2つめは警告ブロック(点状ブロック)といって丸い点の突起があるの。危険な場所や目的地を表していて、階段の手前や横断歩道があるところ、誘導ブロックが交差する分岐点、エレベーターの前などについているのよ。
- それは大事だね。
- 目の不自由な人は、点字ブロックを頼りに歩いているから、点字ブロックの上やそのまわりにものがあると危ないよね。点字ブロックの上やその周囲には立ち止まらない、自転車や看板、荷物などを置かないようにしようね。
- つい黄色いブロックの上を歩きたくなっちゃうけど、絶対にダメだね。気を付けるよ!